木を扱う上で一番大切なことは、木の持つ成分を損なわずに十分乾燥させること。乾燥していない木は、ワレやクルイ、ソリの原因になり、ものづくりには適しません。人工乾燥と呼ばれる高温で急激に乾燥する方法も普及していますが、木に大きな負担がかかり、色、艶を失うばかりでなく、精油と呼ばれる成分まで抜き取ってしまい、調湿作用も低下します。wild craftでは、すぐれた強度の木頭杉の特徴をさらにひきだすため、伝統的な「葉枯らし乾燥」「桟積み天然乾燥」にこだわっています。 |
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葉枯らし乾燥 |
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伐採した木を、枝葉を付けたまま葉の蒸散作用を利用して山の中で2、3ヶ月時間をかけてじっくり乾燥させる方法です。木を極限状態で生かしたまま徐々に乾燥させるので、 木のもつ本来の色、艶が損なわれにくくなります。 |
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桟積み天然乾燥 |
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葉枯らし乾燥材を製材後、さらに自然の空気と太陽でじっくりと時間をかけて3、4ヶ月木を乾燥させることです。風通しをよくするため、木材間に桟をはさみ積み上げて乾燥させます。こうして2段階乾燥を行うことで、人の何倍もの寿命を持つ強い木が出来上がります。 |
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